何をどれだけ食べても
太らない方っていますよね。
なぜ自分はそんなに
食べているつもりはないのに、
太ってしまうのだろう・・・?
それは・・・
食べても太らない人は、
「 GLP-1 」
という痩せるホルモンが
多く分泌されているからなのです。
このGLP-1という痩せるホルモンは、
みんなの家庭の医学でも
紹介されて話題になったホルモンです。
このホルモンによって、
痩せやすい体質か
太りやすい体質かが決まるのです。
痩せるホルモン
痩せるホルモンといわれるGLP-1とは
グルカゴン様ペプチド-1の略で、
食後に小腸の粘膜細胞から
分泌されるホルモンです。
このGLP-1の分泌が多い人ほど、
痩せやすい体質なのです。
また、このホルモンは
胃や膵臓に働きかけ、
食べ物をゆっくり胃から腸へ
押し出されることで、
糖の吸収を抑えたり
インスリンの分泌を
良くしてくれるので、
太りにくくしてくれます。
インスリンの分泌を促進させるので、
糖尿病の治療にも使われるのです。
このGLP-1は、加齢や
腸内環境が悪くなったりすることで、
減ってしまうのです。
こんな経験はありませんか?
ダイエットで食事を減らした結果、
量を食べていないため、便の量が
少なくなった事はありませんか?
そうなってしまうと、
腸の蠕動運動が低下することで、
腸内が停滞して汚れて
免疫力や体力が低下したりしてしまいます。
痩せるホルモンの増やし方
是非ともこの痩せるホルモン、
GLP-1を分泌させて、
太りにくい身体を手に入れたいですよね。
では、一体どうやって増やすのでしょうか?
1.EPAを摂取する
EPAとはエイコサペンタエン酸の略で、
青魚に多く含まれる
オメガ3脂肪酸のことです。
EPAを摂取することで、
小腸でGLP-1を出す細胞が
刺激されることで、
GLP-1が分泌されます。
EPAが多く含まれる食品では
さば、いわし、アジ、サンマなどです。
2.乳酸菌を摂取する
腸内環境を良くすることで、
GLP-1の分泌が良くなります。
乳酸菌の含まれる食品は、
ヨーグルトだけでなく、
発酵食品のキムチや漬物にも
多く含まれています。
また、乳酸菌のエサになる
オリゴ糖も摂取するようにしましょう。
玉ねぎ、ネギ、キャベツ、アスパラ、
ごぼうなどにオリゴ糖が含まれています。
3.砂糖や甘い物の過剰摂取に気をつける
腸内には常在菌として
カンジタ菌が常在しています。
免疫力が低下したり、
カンジタ菌が増えすぎることで
腸に炎症が起きてしまうのです。
甘い物に多く含まれる白砂糖、
果物、アルコールなどは
このカンジタ菌は大好物なのです。
オリゴ糖は糖といっても、
カンジタ菌のエサにはならないので
安心して摂取出来ます。