二の腕は細くできる
ダイエットを頑張っても中々痩せない二の腕。
太ももやお尻などと違い、日頃の生活では
効果が出にくい場所です。
もちろん定期的な運動をするのが理想的。
しかしハードな運動を毎日するのも大変ですよね。
今回は簡単に実践できる二の腕ダイエットを紹介します。
厳しいトレーニングをしなくても、
二の腕はねじるだけで細くすることが可能なんです。
二の腕が太い原因
一度太くなると痩せにくい二の腕。
そもそもなぜ二の腕が太くなってしまうのでしょうか？
二の腕が太くなる原因は主に3つあります。
1.脂肪
「太い」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが
つきすぎた脂肪ではないでしょうか？
体に脂肪が溜まっていると、
必然的に二の腕にも脂肪が蓄えられます。
・肥満体型または全体的にぽっちゃり
・カロリーの高いものを良く食べる
・甘いものが大好き
上記のような方は皮下脂肪が蓄積されやすく
食事の嗜好を変えることも必要です。
2.皮膚がたるんでいる
腕の筋肉は主に上腕二頭筋と上腕三頭筋肉です。
「運ぶ」「持つ」などの動作に使う二頭筋は
よく使う筋肉なので鍛えやすいです。
注目すべきは上腕三頭筋。
「押す」「伸ばす」などの動作に使う筋肉で腕の外側にあります。
小指と薬指を強く握ってみてください。
二の腕に力が伝わりませんか？
二の腕の下の方、外側の筋肉が三頭筋。
普段あまり使わない筋肉なので
鍛えにくく、脂肪が溜まりがちです。
脂肪が溜まるとたるんできて、太くなってしまいます。
3.セルライト
お尻ダイエットなどでよく聞くセルライト。
触ると固く塊のようにボコボコしています。
リンパの流れが悪くなると、
老廃物が溜まって排出されなくなります。
さらに上腕三頭筋に溜まった脂肪が
老廃物と合体してセルライトを形成。
代謝が悪いとセルライトができやすく、
痩せていても溜まる可能性があります。
一見痩せているのに二の腕がぽっちゃり
というのはセルライトかもしれません。
セルライトは放置すると溜まる一方。
早めの対策が大切です。
二の腕ねじりダイエット
太い二の腕から卒業するためにおすすめなのが二の腕ねじりダイエット。
動作が簡単で覚えやすいのも魅力です。
今日から早速やってみましょう。
1.肩を緩めて自然に立つ
肩や腕を緩めて、こぶし一つ分ぐらい脇を開きます。
目線は10m程遠くに向けて。
2.外側に腕をねじる
大きく鼻から息を吸い込んで、
腕を右回り、外側に向けてねじります。
この時肩周りや肩甲骨を意識しながらやるとさらに効果的です。
肩甲骨周りをグッと狭めるイメージで。
3.内側に腕をねじる
今度は息を吐きながら腕を左回り、内側に向けてねじります。
肩甲骨を思い切り広げるイメージで。
1-3を10回ずつ、朝と夜に行いましょう。
夜に行う時間がない場合は、お仕事の合間でもおすすめです。
やってみると分かりますが、
肩や背中周りがほぐれて気持ちが良いですよ。
なお、二の腕ねじりダイエットは
二の腕をピンポイントで細くするためのダイエット方法です。
「全体の体重を減らす」よりも「美しいライン」の実現に役立ちます。
二の腕ねじりはどこを鍛えるのか
二の腕ねじりダイエットは
やりすぎるとムキムキマッチョにならない？
筋肉の付けすぎが心配になってしまう方もいるかもしれません。
二の腕ねじりダイエットは、外側ではなく内側の筋肉を鍛えます。
いわゆる「インナーマッスル」。
インナーマッスルを鍛えると、脂肪の燃焼を助けます。
そのため、ダイエットにはぴったりという訳です。
また内側にあるため、ムキムキと外に盛り上がることもありません。
引き締まったスレンダーボディにはインナーマッスルが不可欠なのです。
二の腕ねじりは肩こりにも
二の腕ねじりダイエットは二の腕だけでなく他の部位にも効力を発揮します。
肩こり
二の腕をねじることで肩周りの血行が良くなります。
冷え性などで固まっていた筋肉がほぐれ、
肩こりの改善が可能です。
デスクワークで肩が固まりがちな人にもおすすめです。
猫背
二の腕ねじりは肩や首を正しい位置に戻してくれます。
そのため、繰り返しねじりダイエットを
続けることで猫背も徐々に改善。
猫背が治ると血の巡りが良くなり、首や肩の凝りも予防できます。
背筋が伸びると気分もシャキッとしますね。
背中周りのシェイプアップ
二の腕ねじりダイエットでは、肩甲骨を意識することが大切です。
背中の筋肉を活発に動かすことになるので、
筋肉がついて余分な脂肪を落とす効果も期待できます。
背中もダイエットでは意識しにくい部分。
二の腕ねじりダイエットで思い切りグリグリ動かしましょう。
いかがでしょうか？
二の腕を細くしながら、肩こりや猫背の改善ができるなんて
一石二鳥ですね。
ダイエットだけでなく、正しい姿勢も手に入れることができる
「二の腕ねじりダイエット」。
是非実践してみてください。
