慌てないで!早食いは太るし健康にも悪いんです

慌てないで!早食いは太るし健康にも悪いんです

「 早食いすると太る 」

とは聞くけど、
根拠ってなんでしょう?

早食いすると太るだけではなく、
内臓に負担をかけるので
健康にも良くないのです。

つい早食いをしてしまう方、
要注意ですよ!

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現代人は早食い傾向!?

食事をゆっくり食べていますか?

早食いしやすい人の特徴として、

・一人で食事を摂ることが多い
・仕事中の休憩時間が短い
・仕事中の休憩時間がない
・ハードワークの方
・育児中の方

に多いようです。

もしくは、

とにかくお腹が空いているので、
本能のままに食べてしまう・・・

なども考えられますね。

バブル時代に比べ、
今は不況、人員削減などの時代です。

たくさんの人員のいた時代に比べ、
職場の人員が少なくなると、

ゆっくり食べている
場合ではないとばかりに

つい食事もかけこんで食べる人も
少なくはないのではないでしょうか?

そして昔は、よく噛んで
食べなくてはならない食事が
多かったことに比べ、

現代は柔らかい食事が多くなっています。
よく噛まなくても
飲み込めてしまう食事が多いことも
早食いになりやすくなっています。

やっぱり早食いは身体に悪い

1.早食いすると「太る」は本当!

食事をしてから
私達の脳が満腹感を感じるまで、
約15~20分かかります。

早くたくさん一気に食べれば
満腹感がすぐ出るわけではなのです。

同じ量の食事を5分で食べ終えたのと、
きちんと15~20分かけて食べ終えたのでは、

前者の方が、満腹中枢がまだ働かないので、
この後にまた食べたくなってしまい、

食べてしまうことが増えれば
太りやすくなります。

2.逆流性食道炎にかかるリスク

本来食べ物を食べた時には、
よく噛んで咀嚼されて
唾液と混ざって胃へ送られていきます。

ところが、早食いをすることで
食べ物があまり咀嚼されない状態で
胃へ送られていきます。

そうなると、胃は通常よりも多く
胃酸を出そうとします。

それによって、胃酸が増えて
胃に負担がかかってしまいます。

また、早食いすると
空気も一緒に飲み込みやすくなり、
ゲップの回数も増えます。

胃酸が増えることと
ゲップの回数が増えることで、

胃酸が逆流してくるのが
逆流性食道炎です。

3.血糖値のコントロールが利かなくなり、やがて糖尿病に繋がることも

血糖値とは血液中にある
グルコース【ブドウ糖】の
濃度のことです。

通常の食事でも
血糖値は上がりますが、

早食いすることで
血糖値が急上昇しやすくなります。

それによって、
血糖値を下げるホルモンである

インスリンが膵臓から分泌されます。

血糖値が急上昇することで、
このインスリンの分泌が間に合わず、
高血糖になりやすくなります。

やがてインスリンが
分泌されにくくなって、
糖尿病になりやすくなります。

4.下痢になりやすい

よく噛んで食べることで、
食べた物が細かく粉砕され

唾液と混ざって、
胃や腸でスムーズに消化されます。

ところが、よく噛まないと
消化されにくくなって
下痢になりやすくなります。

5.口臭が発生しやすくなり、虫歯や歯周病に罹りやすくなる

唾液には
抗菌作用や自浄作用があります。

口臭や歯周病・虫歯は
唾液の分泌が少ないと
酷くなる傾向があります。

よく噛んで食べることで
その分唾液が分泌されます。

早食いになると、
唾液を分泌させることが少なくなるので、
これらの疾患に罹りやすくなります。

ゆっくり食べるために意識したいこと

慌てないで!早食いは太るし健康にも悪いんです

1.1口30回噛んで食べましょう

1口で30回噛むことで、
食べ物が細かく咀嚼され、

唾液と混ざって
消化されやすくなります。

それと、よく噛むことで
満腹感が得られます。

2.小さなスプーンを使おう

お腹が空いている時には、
つい大きなスプーンで
食べてしまいたくなりますが、

ここは小さなスプーンで
1口に食べる量を少なくしましょう。

時間をかけて食べることが出来ます。

3.一人で食べない

一人で食べることで、
黙々と食べてしまいますよね。

誰かと一緒に食事を摂ることで
会話を楽しみながら食べたり、

相手のペースに合わせて食べたり、
相手の目を気にしながら食べるので、

自然と食事が一人で食べる時と比べると
ゆっくり食べることが出来ます。

4.固く食べ応えのある食べ物を意識して食べる

柔らかいパン、ハンバーグ、パスタ、
プリン、ケーキなど

美味しい物は柔らかい物が多いですよね。

それだけすぐ飲み込めてしまいます。

野菜を食べるなら
わざと歯応えの残すように固めに茹でる、

パンならフランスパンにするなど
柔らかい食べ物ばかりにならないように
気を付けましょう!

5.早く食べたくなったら炭酸水を活用

お腹が猛烈に空いた時は、
勢いよく食べがちです。

そんな時には、炭酸水などで
満腹感を得てから食事を摂ると

比較的ゆっくり食べることが出来ます。

今までとにかくお腹が空くあまりに
勢いで食べていた方、

仕事の関係で「ながら食べ」をしていた方、
時間がないからとにかく早く食べていた方、

ゆっくり食べることで身体の調子や
健康状態まで変わっていきます。
ぜひとも意識してみましょう!

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