座っている時に
ついダラっと力を抜いて
背もたれに寄りかかって
いませんか？
座って勉強をする学生さんや
座って作業をする
仕事をされている方は、
座り方を意識することで、
お尻の形を美しく維持出来るのです。
美しいお尻は、
大転子という外側の股関節が、
一番張り出した所より
ヒップのトップが高いことと、
大腿骨が外旋し、
お尻が外側にいかず
中央に寄っているのが
理想的なお尻といえます。
どんな座り方を意識すれば
美しいお尻が維持できるのでしょうか？
お尻が垂れる理由
どうもパンツやジーンズがキマらない、
下着からお尻がはみ出る、
鏡で後ろ姿を見ると
見るからにお尻が垂れている。
一体いつからどうして？
その原因は、
お尻の筋肉の衰えなのです。
その衰えさせる原因とは？
1.普段の歩き方
膝を曲げたまま足の後ろ側を
しっかり伸ばさないで
歩いていることにより筋肉が衰えます。
お尻には大殿筋と中殿筋という筋肉があり、
お尻の形を維持しているのです。
脚を後ろに振り上げる際に
使われる筋肉です。
また、太もも裏の
ハムストリングスという
お尻を支える筋肉も衰えます。
2.骨盤が傾くこと
股関節を外に回す時に
使われる筋肉である外旋筋が
衰えることで、
お尻が垂れたり
広がったりします。
内股で歩く人に多く、
骨盤が開いて後ろに傾くことで
外旋筋が衰え、
更に腹筋が弱いことで、
骨盤が正しい位置にいかない為、
骨盤が前傾してしまいやすくなります。
正しい座り方
椅子に座る際に、
次の事を意識するかしないかで
姿勢が大きく違ってくるので、
正しい座り方を
是非心がけて下さい。
1.骨盤を真っ直ぐ立てる感じで座る
座っている時の骨盤に注目して下さい。
斜め前にいっていたり、
後ろにいっていたりしていませんか？
座る際に、骨盤の位置を確認し
真っ直ぐ床に垂直になるイメージで
座ります。
その際背中は反らせてしまうと、
お腹に力が入らず
内臓が下がってしまい、
更に骨盤が開いてしまう結果になります。
2.お尻の穴を締めて座る
お尻の穴を
キュッと締める感じで座ることで、
骨盤が締まります。
3.太ももから足先まで閉じて座る
太ももが開かないように
膝をつけて座るまではいいのですが、
膝下までくっつけて座ることが
ついしんどくて、
膝下は開いている
状態になっていませんか？
骨盤が開いてしまうので、
太ももから足先まで閉じて座りましょう。
4.90度を意識
座った時に、足首・膝・太ももの付け根
「 全てが90度になるように 」
意識しましょう。
背もたれにもたれない、
椅子の高さを調整して
90度を意識しましょう。
毎日ダラッと座っていた方は、
この座り方が
最初はしんどいかもしれません。
気付いた時に
意識して直すことから始めましょう！
