二の腕で気になるところといえば
たるみではないでしょうか。
二の腕のたるみやすい部分は
普段の生活において
全く筋肉を使えていない部位なのです。
だからといって、きついトレーニングは苦手…
という女性が多いですよね。
主婦の方もお仕事をしている方も
毎日の家事・仕事の合間に
ジム通いする時間もないのが現実です。
そこで今回は、
きついトレーニングが苦手な方でも
簡単に行えて、効果が抜群な
二の腕ストレッチの方法について
ご紹介したいと思います。
理想的な二の腕
みなさんはご自分の二の腕のサイズを
計測したことはありますか?
もちろん、見た目での判断も大切ですが
今のサイズを知ることで、
理想の二の腕サイズを知ることができるのです。
日本人女性の平均的な身長は
157センチだといわれています。
例えば、157センチで53キロの場合
理想的な二の腕サイズは
約23センチ程度となります。
もし、二の腕のサイズが25センチ以上であれば
標準サイズ以上ということになります。
これは、身長にある数字をかけることで
算出できる数値なのですが、
二の腕の理想サイズを算出する場合は、
身長×0.145
標準サイズを算出する場合は、
身長×0.16
にて、理想的な値と平均値を算出できます。
部分痩せを目指すときには、
初めにサイズを計測しておくことで
成果が分かりやすくなるので
やる気の源にもなります。
まず、今の自分は平均なのかそれ以上なのか
調べることから始めてみて下さいね。
全身の理想サイズ
二の腕の理想サイズが分かると、
他の部分の理想サイズについても
調べてみたくなりますよね。
ウエストやヒップについても
算出できる計算式がありますので
ご紹介いたします。
・ウエストの理想サイズ
身長×0.37(平均サイズは×0.39)
・ヒップの理想サイズ
身長×0.53(平均サイズは×0.54)
・太ももの理想サイズ
身長×0.29(平均サイズは×0.31)
・ヒップの高さは身長×0.5
二の腕だけでなく、
平均的なサイズと理想サイズを知り
どこまで絞りたいのかを決めておくと
ダイエットも成功しやすくなりますよ。
二の腕ストレッチ
それでは、二の腕のたるみを撃退する
タオルストレッチの方法について
ご紹介していきます。
使用するタオルについては、
一般的なスポーツタオルか
フェイスタオルを使用して下さい。
1.
肩幅程度に足をひらき、
お尻を引き締める意識をして立ちます。
2.
タオルの両端を左右の手で握るように持ちます。
3.
姿勢を正すことを意識し
腹筋に力を入れながら息を吸い
頭の上に腕を上げていきます。
4.
タオルの両端を引っ張りながら
10秒キープしましょう。
5.その後、肩・肩甲骨・二の腕の付け根を意識し
背中の方へタオルを下していきます。
6.
肩の位置と平行になるところまできたら
そのまま10秒キープしましょう。
7.
最後に、息を吐き出しながら
お尻の方まで下していきましょう。
このストレッチを行うと、普段はあまり伸ばされることのない、
二の腕の付け根がよく伸びるため
むくみを改善する効果も期待できます。
お風呂上りや、朝起きてから仕事に行く前など
一日2回程度は行って下さい。
就寝前と起床後に行うことで
肩こりの改善効果や、
肩甲骨を動かすことにより
ダイエット効果もアップできますよ。
二の腕ストレッチの後は
そして、二の腕のストレッチの後は
たるんだお肉の中にひそむ
セルライト撃退に効果のある、
マッサージを行っていきましょう。
セルライトは、太ももだけにあると思われがちですが
二の腕にもひそんでいます。
せっかくリンパを流しても
セルライトがあることによって
血液がうまく流れてくれず
二の腕が冷えを起こしやすくなります。
タオルストレッチと同様、
マッサージもとても簡単なので
ぜひ試してみて下さいね。
1.
マッサージオイルを適量とり
腕全体に塗り込みます。
あまり塗りすぎるとマッサージしにくくなるため
適量を意識するようにして下さいね。
2.
まず、手のひらを上に向け
手首の中心からひじに向かって
親指を使って流していきます。
3.
次に、親指と人差し指の間を使い
たるんだ部分を引き上げるよう
わきの付け根まで流しましょう。
4.
最後に、二の腕のたるみを
親指と4本の指でつまみ、引っ張って下さい。
たるみが気になるところを全体的につまみ、
引っ張ることでセルライトを撃退する効果があります。
二の腕の血行も良くなり、
終わったあとはポカポカしてきますよ。
このマッサージは太ももなどの
セルライトにも効果的です。
ぜひ試してみて下さいね。
いかがでしたでしょうか。
二の腕のたるみがひどくなると
どうしても、チュニックなどの
腕周りがゆったりした服を選びがちです。
しかしいつまでも隠したまま
ケアをしない状態でいると、
改善されることはありません。
改善されるどころか、隠してしまうことによって
つい油断してしまう原因にもなります。
年齢とともに、
肌の露出は少なくなってきますが
なるべく体型隠しだけにならないよう
おしゃれを楽しんでみて下さい。
普段から美意識を高く持ち
いつまでも美しい女性でいつづけましょう。