ダイエットや美容において
水の摂取はとても重要とされていました。
しかし、やみくもに
水を摂取していると水毒といわれる、
思わぬ症状が
現われることがあるのです。
今回は、その
「 水毒 」
についてご紹介します。
水毒の原因
水毒とは東洋医学から
生まれた言葉なのですが
その原因は実は意外なものだったのです。
冒頭にてもお伝えしましたが
ダイエット中や、毎日の生活の中で
水分の摂取は重要
とされていますよね。
しかし、その摂取した水分を
体の外に排出できていなければ
水分過多の状態になってしまいます。
これこそが水毒を引き起こす
原因なのです。
水を飲んでも尿意をもよおさない方や
むくみがちな方は、
水分の排出がうまく行われていない
可能性があります。
その状態のまま水を飲み続けていると、
体は冷えを起こし、
むくみの悪化や水毒の症状である
肌荒れなど、様々な悪影響を
及ぼしてしまうのです。
水毒に陥らないためには
そんな恐ろしい水毒を防ぐためには
幾つかのポイントをおさえておきましょう。
1.体を冷やさない
まず大切なのは、
体を冷やさないことです。
体が冷えることにより、
血液循環が滞ってしまいます。
これは水毒の症状である、
頭痛や肩こり、倦怠感などを
引き起こす要因にもなる為
冷たい飲み物は控えて下さいね。
そのため、水分を摂取する際は
なるべく常温のものか、
温かいものを選ぶようにして下さい。
2.適度な運動を心がける
毎日30分程度の
運動を心掛けるようにしましょう。
体を動かすことは
血液やリンパ液の循環を
スムーズにしてくれます。
なかなか運動の為の時間が
とれない方もいると思います。
日常生活を少し工夫するだけで
運動はできるので意識してみて下さい。
・階段の上り下りを自分の足を使う
(エレベーターやエスカレーターを使わない)
・自転車にのっている区間を歩く
・掃除に雑巾がけを入れる
(足腰をかなり使います)
3.排出をしっかりする・自分のペースを考える
汗をかくことももちろん大事ですが
体にとっての一番のデトックスは、
排尿、排便です。
仕事中などは、
自由にトイレへ行けない方も
いらっしゃると思いますが、
その際は、
少量の水を少しずつ飲み、
一度に水分を溜めすぎないように
して下さいね。
一気にたくさんの
水を摂取することも
体が水分過多の状況に陥る
可能性があります。
喉が渇いたら、
まずコップ1杯の水を飲み、
それでも喉の渇きを感じたら
もう1杯というように、
こまめな摂取を心掛けて下さい。
ダイエットやデトックスに
水分の摂取はとても大切ですが、
水毒を防ぐためには、
これらのポイントをおさえながら
摂取するようにしましょう。