ダイエットと油、
一見大敵のようなものですが、
良質な油を摂る事で
ダイエットの強い味方になります。
その良質な油とは、
EPAというオメガ3脂肪酸なのです。
EPAは青魚に多く含まれているのは、
ご存知の方も多いと思います。
EPAとは
EPAとは、
エイコサペンタエン酸の略で、
青魚にも多く含まれている
「 オメガ3脂肪酸 」
という、人の健康に
欠かせない必須脂肪酸です。
どんな効果があるかというと・・・
1.悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる
善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールや中性脂肪を下げ、
血液をサラサラに変えてくれます。
2.脂肪燃焼効果
EPAには、体脂肪を抑える
GLP-1というホルモンの
分泌を促進させます。
また、このGLP-1が分泌されることで、
血糖値が安定するので
空腹を感じにくくなります。
3.様々な病気の予防や改善
血液をサラサラにしてくれるので、
動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、脳卒中、
高脂血症、糖尿病、ガンなどの
生活習慣病の予防に効果があります。
また、花粉症やアトピーに
効果があります。
このEPAは、魚やアザラシに
多く含まれていて、
日頃から魚やアザラシを
常食しているイヌイットは、
脂肪摂取量が多いわりに
血栓症や心臓病などに
かかる人が非常に少ないのです。
EPAでダイエット出来るわけ
このEPAを摂取することで、
ダイエット出来るのです。
前述した脂肪燃焼効果に加え、
あるマウスを使った実験では、
このEPAを投与したマウスと
投与していないマウスを比べた結果、
投与したマウスに体重の増加や
体脂肪が蓄積されにくいと結果が出ました。
EPAには、脂肪細胞を減らしたり、
内臓脂肪を減らす効果があるのです。
アメリカでは、EPAがGLP-1を
分泌させるので、
インスリンの分泌も促すので
糖尿病治療にも効果を上げているようです。
理想としては、
週に8回程度魚料理を食べることで、
このEPAを効果的に摂取できます。
魚を焼いたり煮たりが面倒なら、
サバ缶が手軽に摂取出来ます。
足りない分はEPAのサプリなどもあるので、
利用するのも手ですね。
ただ、アメリカでは
1日2g以上のEPAは
とってはいけないそうです。
摂り過ぎることで、
逆に血液がサラサラしすぎて
血液が固まりづらくなるからと
いうのが理由です。
適量を守りつつ、
しっかりと補給したい油です!